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トラブルを解決する

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Hapbeat の不調別の対処と、現行ハードウェアの既知問題・将来の改善方針をまとめます。

デバイスが起動しない(OLED 表示が出ない)

Section titled “デバイスが起動しない(OLED 表示が出ない)”
  • USB Type-C で充電してください(赤 LED 点灯 → 緑 LED で完了)
  • LDO の dropout 電圧の関係で、極端に消耗していると起動しない場合があります。15〜30 分充電後に再度確認
  • USB 接続して Studio の Manage タブ → Firmware からファームウェアを再書き込み
  • 書き込みができない場合、PC が ESP32 USB CDC を認識しているか確認(デバイスマネージャー → ポート)
  • 上記で復旧しない場合、ハードウェア故障の可能性。サポートに連絡

5 GHz Wi-Fi に接続しようとしている

Section titled “5 GHz Wi-Fi に接続しようとしている”

Hapbeat は 2.4 GHz 帯のみ対応です。5 GHz 専用 SSID では接続できません。

  • ルーター設定で 2.4 GHz / 5 GHz 別 SSID にする
  • スマホテザリングは 2.4 GHz 固定モードに

SSID / パスワードが間違っている

Section titled “SSID / パスワードが間違っている”

Studio の Manage タブ → Wi-Fi から再設定するか、シリアル接続で:

wifi set <SSID> <PASSWORD>
reboot

詳細: Hapbeat を初期設定する

  • ルーターから 10 m 以上離れていると不安定になりがち
  • OLED で RSSI を確認(-70 dBm 以下は弱い)
  • ルーター近くで再試行

Studio の Manage タブにデバイスが表示されない

Section titled “Studio の Manage タブにデバイスが表示されない”

Wi-Fi 接続できているのに Studio に出ない場合:

  • hapbeat-helper が起動しているか確認(Studio ヘッダーの接続状態を確認)
  • Manage タブの Refresh ボタンを押す(Helper rescan を実行)
  • PC と Hapbeat が同一サブネットにあるか確認
  • ファイアウォールが UDP 7700 / TCP 7701 をブロックしていないか確認
  • mDNS が使えない環境(企業 LAN など)では Studio からデバイス IP を直接指定

Studio の Manage タブ → Kit タブで Volume を確認・上げる、またはシリアルで:

vol set 64

Studio の Manage タブ → Kit タブで、対象 Event ID を含む Kit がインストール済みか確認。

SDK / Studio から発火する Event ID と Kit の Event ID が一致しているか確認。大文字小文字を区別します。

シリアルから直接振動テストを実行:

test vibe 100 # 強度 100/128 で 1 秒振動

無音なら振動子(VCM / モーター)の配線・故障を疑う。

電池がすぐ切れる / バッテリー残量がおかしい

Section titled “電池がすぐ切れる / バッテリー残量がおかしい”

BQ27220 ガス計のキャリブレーション

Section titled “BQ27220 ガス計のキャリブレーション”

新基板や交換後は DesignCapacity が未設定のことがあります。シリアルで:

battery recover
  • 途中で通信が切れた → デバイスを再起動して Studio から再実行
  • パーティション領域不足 → Kit を削除してスペースを確保してから再試行
  • Studio の Manage タブの LogDrawer にエラー詳細が出るので確認

本体ボタンコンボで AP モードに切り替えた後、STA に戻すには:

  • 同じボタンコンボ (Duo: btn_2 + btn_5 / Band: btn_c + btn_r) を 3 秒長押し
  • またはクライアントが 10 分間接続されない状態で 自動的に STA に戻る
  • Studio に Helper 経由で接続できなくなった場合は USB Serial で wifi mode stareboot

詳細は Hapbeat 概要 - SoftAP モードの切替 を参照。


現行ハードウェアで認識している不具合・制約と、将来のリビジョンで対応予定の改善点です。

低バッテリー時の音割れ / 振動歪み

Section titled “低バッテリー時の音割れ / 振動歪み”
項目内容
対象モデルDuo WL (現行リビジョン)
症状バッテリー残量が 60% 以下になると、強い触覚信号で音 / 振動が歪む
原因LDO レギュレータの dropout 電圧不足。低電池時に振動素子へ供給する電源が瞬間的に不足する
回避策バッテリー残量 60% 以上を維持して使用 / 充電しながら使用
改善方針次基板リビジョンで TPS63802 (buck-boost コンバータ) に置換予定。低電池時でも安定した電源を供給する
項目内容
対象モデル全モデル
症状5 GHz 専用 SSID には接続できない
原因内蔵モジュール (ESP32-S3-MINI-1) の物理仕様で 2.4 GHz 帯のみサポート
回避策ルーターを 2.4 GHz / 5 GHz 別 SSID 設定にする / 2.4 GHz 専用 SSID を用意
改善方針将来モデルで 2.4 GHz / 5 GHz 両対応モジュールへの移行を検討中。現行モデルでは対応予定なし

長時間稼働後のスリープ復帰遅延

Section titled “長時間稼働後のスリープ復帰遅延”
項目内容
対象モデル全モデル(Helper 側の挙動も関連)
症状長時間(数時間〜)稼働後、PC のスリープから復帰した直後に Studio とデバイスの再接続に時間がかかることがある
原因調査中(DHCP リース更新 / mDNS キャッシュ / Helper 側のタイムアウト設定など、複数要因の可能性)
回避策Studio の Manage タブで Refresh ボタン を押すと Helper rescan が走る
改善方針Helper 側 (hapbeat-helper) でログ収集と自動再接続ロジックの改善を検討中

バッテリーキャリブレーションのばらつき

Section titled “バッテリーキャリブレーションのばらつき”
項目内容
対象モデル新規出荷分・電池交換直後
症状バッテリー残量表示が実際と乖離する
原因BQ27220 ガス計の DesignCapacity 未設定
回避策シリアルから battery recover コマンドを実行
改善方針出荷工程で DesignCapacity を事前書き込みする運用を順次適用